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 クレー射撃を始めた頃のほうが当たっていたなぁ…っていう人はいませんか?教習射撃のスコアが自己最高記録なんて人もいたりして…。でもそれはあなた自身クレーが良く見えるようになった証かもしれません。始めたばかりの頃ってクレーも良く見えていないのに “とりあえずあっち!” みたいに撃っていませんでしたか?ところがクレーがしっかり見えるようになってくるとクレーをよーく狙って撃とういう気持ちになってしまいます。その結果が “当たらない!” に繋がってしまうんです。
 ではここで下の『STRAT』ボタンを押してアニメを見てください。(音が出ますのでボリュームに注意してくださいね。)

 いかがですか?(下手なアニメだなぁ…とバカにしないこと!)しっかりクレーを狙っているけど引金を引く瞬間に銃が止まってしまい、結果クレーは割れずに飛んでいってしまいました。トラップ競技にある程度慣れてきた人でなかなかクレーに当たらないという人の大半はこのパターンです。こういう人の意識の中には、早くクレーを追いかけないと遠くへ行ってしまうという焦りもあるようです。上手い人達がクレーを手前で割っているのを見るとどうしても銃を早くクレーに合わせたいと考えてしまいますよね。でもその意識が逆に悪い結果を生むことになってしまいます。
 まず引金を引く瞬間、必ず銃は止まるものと考えてください。いつまでもクレーを狙っていたらどこまでも追いかける結果になりますし、思い切って引金を引いても銃が止まってしまってクレーがいない所を撃つ事になってしまうんです。
 ではどうしたらいいか?それは次のページで解説しましょう!