先ほどの撃ち方とは明らかに違うでしょ?先ほどの撃ち方と比べて大きな違いは『クレーを狙っている』のではなくて『クレーを追いかけている』ことです。そして照星がクレーに追いついた瞬間、引金を引いていますよね。ここが第1のポイントです。この撃ち方の場合、引金を引く場所は必ず1点しかないということになります。ただしこの引金を引くポイントを狙点(そてん)と言うのですが、この狙点は自分で見つけなければならないものです。クレーのどこで引金を引けば当たるのか、これは人それぞれ違いますので練習の中で見つけて行くことが必要です。
次に第2のポイントです。この撃ち方をするためには、どうしてもクレーを先に飛ばしてあげなけらばなりません。そのためにはクレーが飛び出してから銃を動かす時間に間合いを持たせてあげなければならないのですが、この間合いのことを
“タメ” なんて言ったりしています。この間合いが出来るか出来ないかでこの撃ち方が出来るかどうかということが言えます。
では次のページでは “タメ” について解説しましょう。
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